なぜウコンが二日酔いに効くのか?

お酒を飲みすぎるた後、翌日にひどい二日酔いに悩まされたことってお酒飲みなら誰もが経験したことがあるでしょう。

そもそも、二日酔いって何が原因であんなに苦しいものなのでしょう。

二日酔いになる理由として、肝臓がアルコールを分解する能力には限界があって、そのため分解できずに二日酔いになってしまうのが原因のひとつです。

肝臓の能力を超えたお酒・アルコールを飲むとアセトアルデヒドが体内に残ってしまいます。アセトアルデヒドが残ることで二日酔いに悩まされるというわけです。しかし、肝臓の処理能力、つまり分解力を高めてくれる方法があるのです。体内に入ったアルコールを肝臓で分解する能力を高めてくれるのがウコンというわけです。ウコンには大きく分けて春・秋・紫の3種類があります。この中で正式に「ウコン」と呼ばれるのが「秋ウコン」となっています。

二日酔いには秋ウコン

二日酔いに効くのもこの「秋ウコン」です。秋ウコンの効能をご紹介すると、春ウコンの12倍ものクルクミンの成分が含まれていることから肝臓機能の改善も期待できるため、二日酔い対策として有効なのです。その他にも健康や美容・美肌にも良いといわれています。

二日酔いの原因となる「アセトアルデヒド」を分解させる能力もウコンを飲めば50%も上昇するといわれています。

クルクミンはアルコールにも溶けやすいため、お酒をウコンのお茶などで割って飲むと吸収力が高まるともいわれています。

また、ウコンに含まれているクルクミンが脂溶性のため水よりも油にとけやすいという特徴から、油で調理されたつまみと一緒に摂る事で効率よく吸収されるそうです。

実際のデータとして、ウコンを販売するハウス食品が2004年に調査した結果によると、ウコンを摂取すると、摂取しなかった時と比べ、血液中のアルコール濃度、アセトアルデヒド濃度、および活性酸素濃度が下がった結果が出ています。