糸状菌醗酵ウコンとは

まずは、糸状菌からご説明します。

糸状菌とは、紅こうじ菌と呼ばれる「こうじ」の一種のことで、中国では漢方薬として愛用されてきました。

日本では、沖縄のお酒である「泡盛」に使用されております。近年では、化粧品の原料にも使われているようです。

糸状菌醗酵とは

次に、糸状菌醗酵についてご説明します。

醗酵させるということは、有用微生物によって有機物が分解されることで、栄養分を高める効果の他に、味わいのある食べ物になる加工方法ですね。

実はウコンは生でそのまま飲用すると、ウコンの成分の特徴である苦味が強くてどうしても飲みにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのため、ウコンの性質「難水溶性」を変えて、苦味の無いウコンにするためには、長時間の醗酵を必要とされています。

ところが、長時間の醗酵が難しいということもあって、最近新しく生み出されたのが「糸状菌醗酵」という手法です。

この「糸状菌醗酵」により長時間の醗酵が可能となり、ウコンの成分を引き出すものであり、また苦味を取ってくれて、とっても飲みやすいものにしてくれます。

このように、ウコンを効率よく摂取しながらしかも飲みやすくしてくれる手法、それが、「糸状菌醗酵」なのです。